ネパール人と結婚したゆきえさんが作るネパールカレーは本当にやみつきで、一度家族でお家にお邪魔した時に、パパッと作ってくれたカレーは、スパイスカレーなんて絶対に好まない夫ですら「米が足らんかった」と言うくらい絶妙な味付けでした。センスなのか?
もともと私もスパイスカレーが好きで、スパイスから作ることにもハマっていただけに、こんなに美味しく作れる人がいるんだったら私はもう作らない、というフェーズに入ってしまったため、家のスパイスたちには出番がなくなり、捨てようにも大量にあるからもったいなく、結局棚の肥やしになっています。
そんなゆきえさんが間借りカレーを始めてくれたので、帰省の時に気軽に食べられるようになりました。
多分、その時々でメニューが違って、たまにポークピンダルーもあったりします。私はポークビンダルーが大好き。あれ、めちゃくちゃ米が進む。
基本はチキンカレーとポークキーマカレー。
どちらかを選び、ダルバートセットにするかを注文。
+¥150で大盛りにもできるみたいだけど、他のお客さんが頼んでたのを見たら、めちゃくちゃ大盛りで、こりゃ男性も大満足だわ、という感じ。
今日は私はポークキーマカレー、ダルバートセット、半熟たまごのスパイス漬けで、¥1150。
ダルバートセットの付け合わせたちは、厨房の前にこのように書いてくれているので助かります。
口で説明してくれるお店がほとんどだと思うんだけど、いかんせん慣れない言葉ばかりの内容だとびっくりするくらい頭に入ってこなくて、結局どれがなんだったんだっけとなってしまうことがありすぎるのでありがたいです。
とはいえ、タルカリがなんなのか、サーグ風と言われましても、みたいなところもありますが。
タルカリ … ネパール語で「おかず」。主に根菜などの野菜とスパイスで作られる。
サーグ … ほうれん草や青菜などで作られるカレー料理。
だそうです。
半熟たまごのスパイス漬け、半熟すぎるけどどうやってスパイスに漬けてるんだろう。半日とかでもこんなに漬かるもんなのかな?
そして何よりも毎回びっくりするのは、発酵系のアチャール。発酵すると酸っぱくなりすぎてたり、そもそも腐ってるか発酵してるかわからないギリギリを攻めていたりで、怪しいラインが多いのでなかなか進んで選ぶことないんだけど、まあセットに付いてきちゃうしと思って毎回食べると、美味しくてびっくり。酸っぱさもちょうどよくて嫌な味じゃない。酸っぱくなったキムチよりも全然酸っぱくない。不思議だなぁ〜。
全部食べて、また食べたいって思うカレーでした。ごちそうさまでした。